今日行われた、すべてのトランプ集会に感謝。素晴らしい支援。我々でまたアメリカを偉大にしようじゃないか!

時代を感じますね。これだけSNSを多用した大統領はアメリカ史上初めてではないでしょうか。(こんなもん昔はなかったからね。)

端末キャリア別にみると70%のツイートはAndroid 端末からで、残りの30%はiPhoneからと言われてます。おそらくAndroid(サムスン・ギャラクシー)からのが本人でしょう。iPhoneツイートは閣僚の広報部門からと言われてます。

iPhoneツイートの特徴としてリンクをシェアしているか、リツイートが大半を占めています。またオフィシャルなアナウンスもiPhoneツイートからです。

一方でAndroidツイートからは、リンクのシェアもリツイートもまったくしていません。逆に言うと本人のツイートかどうか見分けたかったら、リンクをシェアしているか?リツイートしているか?で判別できると思います。

Androidからのツイート(本人のと仮定しましょう)の特徴を大別すると。30%はポシティブなトーン、70%はネガティヴなトーンです。

最大の特徴として、ツイート最後のほとんどは「句読点」。びっくりマーク「!」があります。

トランプはツイートで感情的に訴えかけることがすごく上手です。「!」って、実はものすごいた強力な記号で、コミュニケーションの潤滑油みたいなものです。

ここにSNSの特徴が見えてきます。

実はこういった簡易テキストベースのメディア(SNS、メッセンジャー)は、本や新聞よりも、スピーチに近いのです。要するに読解より、語りかけに近い。他の政治家はSNSを通じて文章を書いているが、トランプはSNSで演説しているのです。「読ませる」じゃなくて「無理やり聞かせる」のです。あなたに直接話しかけているかのように。

このtwitterの特徴をトランプ大統領はよく理解しています。

ツイートに最後に注目してみてください。「!」使って感情に訴えて、実際のスピーチっぽくしてます。
 
So Sad! (超悲しい!)
Apologize!(あやまれ!)
Scam! (詐欺だ!)


「トランプに勝利の道はない」とか言いやがったフェイクニュースメディアが、今度はニセのロシア疑惑をでっち上げている。完璧なうそだ!

ってか、結局何がしたいのか?

誰かを説得するために、なんでわざわざこんな炎上するようなツイートをするのだろう?と思っていたら、あなたはずっと困惑しづづけます。

実はここがメッセージだけで聴衆を説得しようとする他の政治家と一線を画すのです。

トランプは自分を我々(大衆)に似せているのです。どこにでもいる「いつもツイートしている奴」に溶け込んでいる。もっと言うと、どれだけ今日は充実していて楽しいことがあったか、ツイートしている人達と同じレベルにいる。

ポジショントークでセルフブランディング。

彼は誰かにメッセージを発したいわけじゃない。自分のイメージを構築するためにやっているのです。自分のブランドイメージを確立するためにツイートしているのです。

存在すら知らない聴衆から「いいね」をもらって、自分が信じたいことをさらに強化する。祝福ツイートのほとんどは自分自身に向けられています。一方で攻撃や批判ツイートは全て特定の他人に向けられています。真実か嘘かは、もはや関係ないのです。全ては自分が信じていることを、より強固にするための装置。

でもこれは決してめずらしいことではなく、われわれだっていつもSNSでやっていること。見慣れている光景ですね。

しかし、人類未体験の謎があります。

これだけ強大な権力を持った人がツイートすると、世界にどれだけ影響があって、どんな結果となるか?

もうすぐ明らかになるでしょう。

今日はフォード社より特大アナウンス。ミシガン工場に対する大規模な投資を決定。アメリカに再び自動車会社が戻ってくる。雇用!雇用!雇用!
最低!オバマが我々の勝利前にトランプタワーを盗聴していたことが発覚。しかも何にも見つかってないし。これは赤狩りだ!
選挙中に私のことを盗聴していたオバマ大統領って、どんだけ低俗なんだよ。ニクソンのウオーターゲートみたいだ。悪い(病的な)奴!

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