VALUに続き、またすごいサービスが出て来ましたよ。
その名はCASH
目の前にあるアイテムを、スマホで撮影するだけで、現金化できるサービス。

最初なんだ?そりゃ?と思いました。

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しかも手順は3ステップ

1.アイテムをスマホで撮影
2.その場でアプリが査定。金額表示。
3.OKだったら即銀行振込。

ここまでたった15分だそうです・・・

 
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んんん??ちょっと待て、写真で現金がもらえるの?


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んなわけないです。となるとインターネットで質屋ですか?

撮影した商品は、2ヶ月以内にサービス元に送らないといけないです。なるほど・・・
しかし、売買が成立した商品はキャンセル可能で、その場合キャンセル料として売買代金の15パーセントを支払う必要があります。

ん?まてよ。モノを送らないと質は成立しないですよね。

ってか、これってハナっから商品を担保にした、金貸じゃなですか? 

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そうです。やっぱりアイテムを送りたくなく、返金するときにしっかり金利の15%を取られるのです。
売買契約が20000円だったら3000円取られるわけです。
商品を買い取ってもらうことを、前提として使えば、全然問題ないのですが、
極端な話、例えば、お店に陳列してあるグッチのカバンを撮影しただけで、お金が借りれるわけです。

ぶっ飛んでますよね?

え?本人確認は?

いらないです。携帯番号のみでアカウントが作成できます。 


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つまり、スマホと携帯番号があれば誰でも金利15%でお金が借りれるのです。小学生でも・・・
ただし査定の上限は2万円です。

このサービスが新しいなと思ったのは、担保物の審査が非常にゆるいという点です。

現物を確認するわけでもなく、スマホの写真一枚で、査定しちゃうのです。
これまでこの審査コストは膨大だったわけです。
これはリスクをとってますよ。だってゴミを送られてくるじゃないですか。

逆にいうと、この手軽さが、ユーザーにとってウリなのでしょう。

今すぐに現金が欲しいという需要はすごいあります。メルカリで現金が売ってたのを思い出してください。

金を返さないヤツとかいるんじゃないの?貸し倒れリスクは?

このサービスが必ずしもブラックではなく、すごいなと思ったのは、仮に商品を送らず、現金も持ち逃げしたヤツがいたら、携帯番号をキーにCASHのサービスが永久に使用不能になることです。そしてブラックリストにのるのです。

2万円は損切りで、変なユーザーは追っ払うのです。
すごいですね、貸し倒れ前提です。
ブラックだったら、地獄の底まで追いかけてきますよ。

この辺が未来ですよね。不正をするのが割に合わない。顔が見ない相手でもテクノロジーが信用を担保してくれるのです。

逆に、真っ当に使用しているユーザーは評価されていきます。そして、評価が可視化されていくようになるのです。

例えば、デジタルで上で積み重なった評価は担保にでき、評価を元手に例えば暗号通貨を集められるようになるのです。

VALUの株式の民主化に続いて、今度は小口融資の民主化です。
買取り前提でメルカリとかと合わせて使えば、このサービスは有りですね。査定も早いし、導線がシンプルですごいですよ。

しかし、現金が即欲しいから使うとなるとちょっと・・・

情弱ビジネスって揶揄する声もありますが、そもそもどんなビジネスも情報の非対称性を利用しています。買い手はいつの時代も圧倒的に不利です。搾取されたくなかったら、賢く立ち回るしかないのです。

しかも、今後はスマホを介した情弱ビジネスはどんどん増えていきます。

理由は簡単です。スマホユーザーが圧倒的に増えたから。

携帯できるお店。携帯できる証券会社。携帯できるゲーセン。そのうち携帯できるサラ金。

スマホは何にでも化けます。

スマホ時代のビジネスは、圧倒的な手軽さと現実感の無さにつけ込んできます。

PCを所有せずスマホオンリーで生活するような層は、そもそも勉強なんかしません。
電車の中でソシャゲで遊んでいるような人たちです。
ソシャゲで、遊んでいる間は本なんか読めません。

考えさせないような、巧妙な導線でリボ払いやらツケ払い、そして少額の借入をできるようにする。
財布から1万円出すのとポチるの、どちらが心理的ハードルが低いですか?
そして、後でしっかり手数料や金利を貪る。

どんなサービスも「いったい利益はどこから出ているか?」考えてみるといいですよ。
逆に、言うとサービス側の利益が、ユーザーの負担なのです。
必ず、作り手の視点に立ってください。

金融リテラシーですよ、よみなさん。日々勉強ですね。