フランスの寓話:
水の精霊オンディーヌは不貞を働いた夫に怒り狂い呪いをかけた 。起きている間は生きてられるが、眠った瞬間に死ぬという呪い。夫は一瞬も目を閉じることを恐れ、休み無しに働く羽目になったという。
原題が「The 100-Year Life」(100歳の人生)です。これからは100年生きる時代と言われています。定年と言われいる60歳から、さらに40年生きる時代ですよ・・・我々もオンディーヌの夫のように休みなく永遠に働くことになるのでしょうか?
ひたすら単調な毎日の中で消耗して、人生のやりたいこともできず、機会も生かせず、老いて後悔の中で死んで行くのでしょうか?いったい 100歳まで働くのってどんな世界なのでしょうかね?
引退や終身雇用という制度が通用しない未来。100年の人生で鍵となるが「3つ新しい働きかた」と「無形資産」という目に見えない財産です。本書にはその具体的なシナリオと、有効な資産が示されています。
これ、本屋で山積みになっているし、amazonでもランキング上位でした。何故だろう?なんで売れているのだろうか?その背景にあるものは?
人の不安を根本から掻き立てるものは二つあります。
ズバリ「健康」と「キャリア」です!
そこを見事に突いています。人生において避けて通れないこの二つの事柄ですよ。
今まさにパラダイムシフト真っ只中ですよ。しかしながら、それがどういう形になって行くのかはまだ未知数ですよね。みんなそれが不安でたまらないんだろうな〜。だから本書を手に取ったのです。
私は何者か?
私はどう生きるべきか?
長いものに巻かれても、もう安全などこかに連れていってくれません。自分で考えて、自分なりの答えを出す時代がやってきたのです。