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仮想通貨界隈では、分散管理が凄いとか騒いでいるけど、結局、どんなメリットがあるのでしょうか?

歴史を遡ると、コンピューターやインターネット以前から、海上保険というのがありました。船が難破したり海賊に襲われたら、あらかじめ、みんなで保険料を出し合って、損害はみんなでカバーしようね、とうものです。

リスクの分散ですね。

このように、みんなで責任とってリスク分担すると一人当たりの負担が減ります。

アプリで見ていくと、ファイル共有のビットトレントなんかそうです。 ユーザーがリソースを差し出して、ファイルの配布に貢献します。


そもそも分散化ってんなだろう?

分散化の本質を考えると、三つ項目に定義できます。これは重要な概念ですよ〜

  • アーキテクチャ
  • 物理的なシステムは一つか?それとも複数の物理的なポイントで管理しているのか?

    例:一つにサーバに依存するのか?

  • 管理者
  • 管理者は一人か?それとも複数人か?

  • 情報の広がり方
  • 情報は一箇所から広がるのか?それとも複数箇所で同時並行orランダムに広がるのか?

    例:国が作る法律 対 英語(言語)の広がり方


仮想通貨を例に出すと

ビットコインとは、複数のノードで管理してます。管理者もネットワークに参加している、複数のマイナー達です。トランザクションも多数のノードからランダムに広がります。

一方で、法定通貨のやりとりは、基本銀行を通じて管理します。トランザクションの管理者は銀行のみです。データは銀行のサーバのみにあります。


分散化のメリットは?

じゃ、分散管理すると何がいいの?


  • フォールトトレランス
  • システムの単一障害を回避する。一箇所がダウンしても稼働し続ける。

  • 攻撃を受けた場合の耐性
  • 中央集権化する、イコール、データの集まる箇所ができる。攻撃するのが楽。一方で分散化すれば攻撃するにコストがかかる。ハックするが難しい。

  • 寡占化を防ぐ
  • 力ある二者が共謀を図った場合に寡占化する恐れがある。例:寡占化企業が価格を引き上げ。

  • 効率的
  • リソースを分散した方が効率的(ソーラー発電や風力発電) 例:空いているCPUやメモリを貸し出す。


ソーラー発電で言えば、100万人の消費者を作ると同時に、みんなでパネルを設置して100万人の生産者を作ればいいのです。リソースを使っ分だけ、みんな供給できる世の中のほうが効率がいいわけです。

一方で中央集権化の例で危ういのは、特定のAPIに依存しているビジネスモデルです。APIの仕様が変わったり無くなったら、ビジネスごと考え直さないといけません。

リンク切れなんて中央集権化を象徴していますよ。 だってリンク先のサーバに依存しているんだから。w リンクの存在自体が、中央集権のパラダイムなのです。

例えばリンクの参照を分散化する方法として、IPFSってプロトコルがあります。簡単にいうと特定のサーバを見に行くのではなく、ネットワーク全体のノードに、リクエストするファイルを問い合わせる方式です。

中央で管理するということは、必ずその中央にデータが集まります。プライバシーを握られるのは気持ち悪いだけではありません。販売を仕掛けられる時、個人情報を握っている方が価格競争で圧倒的に有利になります。フェアな市場じゃなくなりますよね。

それでも、分散化が進まない理由として

  • 中央集権化することによって、得られている利益がなくなるから。
  • 分散化した場合、どのようなにマネタイズするかがまだ不透明。

ってとこでしょうね。


歴史を見ると、物事の分散化は不可避

ソフトウエアの開発手法を見ても。

大企業⇨オープンソース⇨Github

コンピューターのアーキテクチャの移り変わりを見ても。

メインフレーム⇨クライアント・サーバー⇨P2P

社会の基盤を見ても。

村社会⇨帝国⇨民主主義

働き方を見ても。

大企業⇨ベンチャー⇨フリーランス・ノマド

無秩序を、力で中央集権化してまとめますが、いずれ中央は腐敗し非効率となり、分散化していきます。

なんかもう方程式みたいですね・・・



イーサリアムの拡張性

イーサリアムとは、一言で言うと汎用的なのです。

スマホの普及率やノートPCのハイスペック化を見ているだけでも、分散化する流れは不可避ですよ。誰もが対等に情報を発信できる時代。

そして極め付けは、誰もがオープンに管理できて承認できるブロックチェーンの存在。

一部の資本が力を持ち、閉じていた世界が開きつつあります。誰もがプラバシーを守れ、誰もがネットワークに参加でき、利益を享受出来るのです。 今度があなたが、銀行になれて融資をできる日が来るのです。

イーサリアムは、アプリの実行環境であり、世界初の自律分散化したコンピューターなのです。アイディアがあれば、なんだってイーサリアム上で実行できます。

契約、SNS、スパコン、ギャンブル、オンライン投票、融資など。

乱暴に例えると、イーサリアムはスマホみたいな概念です。ブロックチェーン上で、どんなアプリも実行できる汎用的な環境。

分散化したサービスとはつまり、新たらしい経済圏を意味します。自分でサービスを作って、自分の通貨を発行できるのです。

なのでイーサリアムを勉強しましょう。w

イーサリアム。それはどこにでもあって、どこにも無いということ。

一度作ってしまえば、誰かのノードに永久に存在し続けるということなのです。


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