次世代のSNS。ついに来たかって感じですね。
これは、すごいですよー

投稿したり、「いいね」したり、他人に「コメント」するだけトークンがたまっていくソーシャルメディアSteemit(スティミット)。
何がすごいかって、いいコンテンツを作って評価されると報酬がもらえるのですよ。逆に評価を与える方にも報酬があるのです。双方向にモチベーションがあります。
最初、詐欺かと思いましたけど、実際に使ってみてそんなことなかったです。お金やビットコインを要求されることはありませんでした。
SNS内では独自トークンであるSteem(スティーム)を使います。もちろんchangellyとかでビットコインに両替できます!いわゆるVALUで言うVAみたいなものですね。
ちなみにcoinmarketcap見るとSteemは20位ぐらいです。

SNSでの影響力が、トークンに反映される。

登録にSMS認証が必要です。あとは超簡単でした。

タイムラインですね。まだ海外ユーザーばっかりです。

投稿もブログと変わらないです。タイトル、記事を入力、タグ付けして終わり。

スティミットのエコシステム
さて、報酬システムはどう動いているか?SNS内で、重要となる3つの通貨がるあるので説明しますね。
・Steam
スティミットのトークンです。取引所で売買できます。(ビットコインやイーサとトレードできる。)このSteamが、スティミット外でも流通できる価値となります。売買可能なので、マーケットでの価格が変動します(ボラティリティがある)。
外の世界とのインターフェースとなる通貨です。
逆に言うと、外部からスティミット内に持ち込める価値にもなります。Steamは下記のSteamPower、Steam Dollersに交換できます。また逆にSteamPower、SteamDollersをSteamに交換できます。
・Steam Power
スティミット内での影響力となります。戦闘力ですよ。スティミットを始めると、最初にSteam Powerを与えられます。Upvote(投票)やコメントの価値は、SteamPowerによって決まります。
毎年15%利子がつきます。このためSteamに交換せずに長期保有すれば、スティミット内での影響力が上がります。ちなみにSteamをSteam Powerに交換することをPowerUpと言います。逆にPowerDownといってSteamに換金できますが、そのかわり影響力が落ちます。
・Steam Dollers
スティミット内の通貨で、具体的な報酬です。Steamが外の世界での価値であるのに対して、Steam Dollersはスティミット内での通貨です。なので現実世界では価値がなく、例えば、日本円がアメリカで使えないかったり、VALU内のVAがコンビニで使えないのと一緒です。
Upvote(投票)「いいね」されると、このSteam Dollersとなります。 SteamDollersは価値が変動せず、常の1SteamDollersは1ドルと対応しています。
例えばスティミット辞めて、キャッシュアウトしたい場合はSteam DollersをSteamに変えて、取引所で他のコインに交換すればいいです。
逆に、長期的にスティミット内で影響力を持ちたい場合は、Steam DollersをSteamに変えて、さらにSteamPowerに変えれば影響力が上がります。
ちなみに、報酬は一週間ごとにスティミット内のWalletに振り込まれます。
ざっくりですが、こんな感じです。使ってみないと、なんのことやらさっぱりですよね・・・
コミュニティの中で貢献する(投稿、いいね、コメント)⇨トークンの価値を上げる(SteamPowerをUp)⇨評価と影響力が上がり、さらにコミュニティに貢献するインセンティブとなる。⇨繰り返し
わからない人は、これだけ覚えてもらえればいいです。あとは実際に使ってみるしかないですよ。
わたしも、いくつか写真を投稿してみて「いいね」をもらいました。 ちなみに、9セントぐらい稼ぎました。Steemitでは「いいね」をUpvote(投票)と言います。

他人がいくら稼いでいるか全部丸見えなので、すごい稼いでいる人たちがいるのは事実です。いいコンテンツを作れる人や、影響力がある人は、スティミットだけで生活できますよ。
もう、おもいっきり評価経済です。価値あるコンテンツを書けば書くほど、自分の影響力が上がってきます。そうすると、もらえいるSteamDollersの量も増えていきます。逆に、誹謗中傷やクソリプばかりだと、評価が落ちてタイムラインに表示されなくなるみたいです。インフルエンサーの皆さん。朗報ですよw
Facebookと何が違うの?
Facebookだと、どんなに投稿しても、どんなに「いいね」をもらえても、それはFacebookが利用するビックデータでしかありません。プラットフォームは無料で提供するけど、かわりにあなたのデータは使わせてもらうね〜ということです。個人データを、大企業や広告主に売ってプラットフォームを維持しているわけです。
完全に広告主を向いていますね。
既存のインターネットでの問題は、コンテンツの作り手に報酬がいかず、広告主にお金が流れているというモデルです。広告主は、自分の広告を表示してくれる企業にお金を出しています。これがサービスの維持費や、ホスティング代となっているのです。
一方で、Steemit(スティミット)は、ブロックチェーン上で完全に分散管理しています。投稿データを管理する中央がいません。ブロックチェーンを使ったSNSだと、各ユーザーがサービスをホスティングすることになります。分散化されたP2Pネットワークなので、そもそも維持費もホスティング代もいりません。
スティミットで報われるのは広告主ではなく、いいコンテンツを作った人です。こういったトークン経済の思想として、使う人が増えれば増えるほど、トークンの価値が上がっていきます。トークンの価値が上がればさらに使う人が増えていきます。
トークン発行者はSteemの価値を上げること、ユーザーのモチベーションは、価値あるコンテンツを作って評価を上げたり、他人の投稿に「いいね」して、Steemを稼ぐことです。
報酬が、トークン発行者とユーザーに還元されるエコシステムです。完全にトークンエコノミーです。
これだと、記事を書くモチベーションが上がりますよね!
もはやどんなプラットフォームでも一緒ですが、Steemitに登録したからと言って「これで毎日1万円だ。バンザイ」みたいにはいかないです。淡々とコンテツを投稿して、時間かけて評価を上げていくしかありません。
どこからお金が出てるんだ?怪しい・・・と思うかもしれませんが、VALUを、やったことがあると人ならピンとくるかもしれません。
トークンを発行して、多くの人がサービスを通して使うようになれば、トークンの価値は上がっていきます。また、トークンを持つことによって影響力を発揮できるようになれば、さらにビットコインやイーサとトレードしたいって人も現れます。
「価値がある」という、みんなの幻想が支えているのです。これが価値の本質です。